ダイビング ストロボ

SEA&SEA YS-D130R 水中ストロボ新発売

SEA&SEA YS-D130R

プロフェッショナルユースを念頭に発光の正確さを追及し、
電気系統・バッテリーシステムなどの内部設計、筐体・電池室防水システムなどの外部設計、
そのすべてを刷新した次世代型の水中ストロボです。

ダイビング ストロボ

YS-D130R プロパッケージ 品番 03133 ¥ 124,800 (税込¥137,280)
YS-D130R 品番 03134 ¥ 99,800 (税込¥109,780)
プロパッケージは専用リチウムイオン充電池とチャージャー同梱セットです。

均一な配光を実現

水中ストロボの心臓部とも言える「発光管」には、
柔らかく、均一に照射する「円形発光管」を採用しました。
これにより、均一で自然な配光を実現し、滑らかでムラのない明るさで被写体を照らす事が可能に。

YS-D130R ストロボ
YS-D130R ストロボ

公式「RCモード」

YS-D130R はOM デジタルソリューションズ株式会社の「OM SYSTEM ワイヤレス RC フラッシュシステム」に対応したフラッシュモード(RC )を備えていて。
カメラ側からデジタル光信号によって発光量を制御できるため、正確な調光が可能です。
対象カメラと組み合わせることで、より快適な水中撮影が可能となります。

視認性抜群のディスプレイ

情報は新しく搭載されたカラーLCDパネルで表示します。暗い水中や夜の海でも重要な情報をひと目で確認できます。

YS-D130R ストロボ
YS-D130R ストロボ

SEA&SEA独自開発のリチウムバッテリーとデュアルシステム

従来の単3形充電池に加え、専用のリチウムイオンバッテリーに対応しました。リサイクルタイムの短縮と連続発光が可能になり、シャッターチャンスを逃さず捉えることができます。
*リチウムイオンバッテリーパックはPROパッケージに標準装備

HSSモードを新たに搭載

従来のマニュアル、DS-TTL、RCモードに加え、新たにHSS(ハイスピードシンクロ)モードを搭載しました。
※HSSモードを使用するには、専用のHSS-TTLコンバーターをハウジングにインストールする必要があります。

YS-D130R ストロボ

製品仕様
最大出力 130 Ws
照射角 80°×82°、102°×102°(ディフューザー使用時)
使用可能電池 専用Li-Ion充電池 (SB-L02) / 1.5Vアルカリ単3形電池×4 / 1.2Vニッケル水素単3形電池×4
リサイクルタイム Li-Ion充電池:0.8秒 / アルカリ単3形電池:4.0秒 / ニッケル水素単3形電池:2.5秒
色温度 5600K
耐圧水深 100m
サイズ 幅98mm×高さ110mm×奥行157mm (ボールベース含まず)
重量 715g (本体のみ、電池、ボールベース含まず)
水中重量 約30g (Li-Ion充電池、ボールベース含む) / 約50g (単3形電池、ボールベース含む)
付属品 (共通) ディフューザー、レッドフィルター、ストロボボールベース、シリコングリス、単3バッテリーホルダー、ベースブロック
付属品 (PROパッケージ) 専用リチウムイオン電池 (SB-L02)、専用デュアルUSBチャージャー (SC-L01D)

 

01.均一な配光を実現する「円形発光管」を採用
YS-250PRO以来の採用となった円形発光管と専用設計されたリフレクターが安定した均一な「発光」を実現します。ムラなく円形に広がる光は、被写体全体をまんべんなく照らし、シャドウは柔らかく自然で美しいライティングができます。

魚に近づく撮影では、円形のキャッチライトが魚の目に自然な円として映り込み、奥行きと表情を引き出し、より生き生きとした水中ポートレートを撮影できます。

YS-D130R ストロボ

02.デュアルバッテリーシステム
高エネルギーのリチウムイオンバッテリーパックと、汎用性が高い単3型電池(ニッケル水素・アルカリ)の両方をバッテリーとして使うことができるので、柔軟性の高い運用が可能です。このデュアルシステムは、YS-D130Rが世界初です。

専用リチウムイオンバッテリーパックを使用すれば、高速リサイクルが可能になり、高速連続撮影に対応。一瞬のシャッターチャンスも逃さず撮影できます。

YS-D130R ストロボ

SEA&SEA YS-D130R は、従来モデル(YS-D1/YS-D2 系)から設計思想そのものが刷新された水中ストロボです。
単なるマイナーチェンジではなく、信頼性・操作性・光の質を中心に大きく進化しています。
主な違いを項目別に詳しく説明します。

① 最大の違い:信頼性を最優先した新設計
従来(YS-D1 / YS-D2 系)

高出力・高性能だが浸水トラブル、誤発光、制御系の不具合が起きやすい個体差があった
多機能ゆえ電子回路が複雑

YS-D130R
「安定して確実に光る」ことを最優先
回路・電源系を簡素化し、トラブル要因を大幅削減
プロ・ガイド用途を強く意識した設計

👉 海外・国内で問題になっていた信頼性への反省を踏まえた“リスタートモデル”と言えます。

② 発光量と光の質の違い
| 項目 | YS-D130R | 従来 YS-D2J など |
| ガイドナンバー | GN32(陸上)| GN32 |
| 照射角 | 約100°(ディフューザーなし)| 約100° |
| 光のムラ | 改善されている | 周辺減光が出やすい |

数値上の最大光量は同等しかし発光の均一性・再現性が向上
ワイド撮影時の色ムラ・露出ムラが出にくい

③ 操作系の大幅な変更
従来
多機能ダイヤル
TTL / マニュアル / プリ発光対応など設定が複雑
水中での誤操作が起きやすい

YS-D130R
完全マニュアルストロボ
調光ダイヤルはシンプルでクリック感が明確
水中で直感的に操作できる
📌 TTLは非対応
→ その代わりに「確実・安定・分かりやすい」

④ 電源方式の違い
| 項目 | YS-D130R |
| 使用電池 | 単3電池 ×4本(Ni-MH推奨) |
| 充電池対応 | Eneloop などOK |
| 発光間隔 | 安定・実用十分(超高速連写は想定外) |

従来の「発光間隔は速いが不安定」から
安定性重視のセッティング

⑤ 耐久性・浸水対策
Oリング構造を見直し
電池室・端子部の防水設計を強化
長期使用・海外遠征向き

壊れにくいSEA&SEA」に戻った印象

⑥ ターゲットユーザーの違い
YS-D130R が向いている人
マニュアル発光で撮影できる
ワイド撮影が多い
信頼性を最重視する
ガイド・プロ・遠征ダイバー

従来モデルが向いていた人
TTL撮影を多用
機能重視
セッティングに慣れている

⑦ まとめ(従来との決定的な違い)
YS-D130R は「高機能ストロボ」ではなく「信頼できる道具」

❌ 多機能・TTL → 削除
✅ 安定性・耐久性 → 大幅強化
✅ 操作性 → シンプル
✅ 光の再現性 → 向上

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