マレーシア ダイビングスポット
ダイビング観光地で人気の国マレーシア
ボルネオ島サバ州の南東海岸にあるセンポルナ島とマブール島
ダイビングの楽園として有名なシパダン島と数々のダイビングポイントがあります。
マレーシア、インドネシア、フィリピンの間にある三角形は世界で最も生物多様性の高い海洋生息地の1つです。
強い海流、深海溝、海山が活火山島と組み合わさってダイバーにとって楽園となる複雑な海洋環境を作り出しています。ダイビングスポットや海洋生物は島ごとに異なります。
下記ダイビング情報・写真提供はスキューバジャンキーシパダン
シパダン島 ダイビングポイント
強い海流が島を通過し3000種以上の魚と数百種のサンゴがこの生態系に分類されています。
交尾のためにアオウミガメとタイマイの圧倒的で、1回のダイビングで20匹以上のカメを見ることもよくあります。
運が良ければヨゴレザメやシュモクザメが現れ、決して忘れられないショーを見せてくれます。
シパダンを回遊する大物はサメだけでなくトビエイもよく見られます。
バラクーダポイント
流れが強いダイビングポイントで水深約18mの場所でよくカマスがトルネードしています。
流れが速いため岩につかまりながら見ることができます。
サメはサンゴ礁の下でよく休んでいます。
またチンアナゴやウツボからカサゴ、ミノカサゴ、タコなどのマクロ生物も見ることができます。
バラクーダポイントの浅瀬には島で最も美しいサンゴがあり、カメが海綿を食べたり一日中寝ている姿をよく見かけます。
サウスポイント
サウスポイントはバラクーダポイントの島の反対側にあります。
ここも流れが強いポイントです。
ハイイロサンゴ礁にサメが磁石のように群がり、シュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)は深海から定期的に姿を現します。
イーグルレイやオニイトマキエイ、マンタもよく見ることができます。
ツノダマ、アカモンガラ、キハダ、あらゆる種類のコショウダイ、様々な種類のサンゴ礁と魚を見ることができます。
浅瀬ではクマノミやバブルコーラルシュリンプ、ウミウシなどマクロ好きも楽しむ事ができ、カメは保証付きと言われるほど。
またギンガメアジの巨大な群れも生息していて、泳ぎだして10~15分程で迫力のある写真を撮ることができる確率が高いです。
ドロップオフと亀の洞窟
シパダン島ビーチから約5mのところでドロップオフになっています。
特徴は水深20mの巨大な洞窟。
タートルカーバン(カメの墓場/洞窟)とも言われています。
中は複雑な地形になっており、洞窟に入って道に迷ったカメが外に出れなくなり死んでしまったカメの骨があるようです。
この洞窟の中に入るには適切な訓練が必要。
しかし洞窟の入り口付近で数メートル泳ぎ振り返ってみると青いパノラマがとても綺麗な景色が広がっています。
ブダイの群れが洞窟の入り口で集まっており上がってくるダイバーに挨拶をしているかのように迎えてくれるそうです。
ウェストリッジ、空中庭園、ロブスターの隠れ家、スタッグホーンクレスト
シパダン島の西側は島の最深部で2000mまでまっすぐ落ちた地形。
オグロメジロザメ(Grey reef shark)やシュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)の群れを見ることができます。
ドリフトダイビングで通常はサウスポイントに向かう流れに沿って進みます。
このダイビングポイントは午後に行くのが最適。
視界が良い日には大型の回遊魚た大きなエイに遭遇したり巨大なドロップオフ地形を楽しめます。
コーラルガーデン、ホワイトチップアベニュー、ミッドリーフ、タートルパッチ
島の東側はシパダンの有名なポイントの影に隠れがちですが、天気の良い日にはスタートからカメと遭遇し流れに乗ってバラクーダポイントに向かって泳いでいきます。
朝のダイビングがおすすめで、映画の中にいるかのように様々な海洋生物を眺めることができオグロメジロザメ(Grey reef shark)の赤ちゃんが群れをなしている姿がよく見られます。
エイ、マンタが見られるほか、タイミングが良いとバラクーダポイントに戻ってくるバラクーダ、ロウニンアジ、巨大マグロも見れる可能性があります。
マレーシアのダイビングポイントはまだまだありますのでページを分けてご紹介します。