動画を撮って編集をした事のある人はご存知、もしくは聞いた事があるかもしれないです。
なんとなく知ってるって人や知らないって人はお付き合いください。
LOGよりRAWの方が良いと覚えてる方も、違いを知って動画編集に役立ててください!
RAWデータとLOGデータの違い
動画RWAデータ
・レンズから入る、イメージセンサー(撮像素子)に映る明暗情報をほとんどそのまま保存される生データ(見た目と非常に近い)。
・写真RAWデータも動画RAWデータも同じくそのままの状態では未完成で、現像前提の記録方式(編集前提)。
・明暗・ホワイトバランス・シャープネスなどを自在に設定可能、撮影後も変更可能。
・データ容量は極めて多い為、重たいデータ。
動画LOGデータ
・RAWデータから色調・彩度・諧調を処理した圧縮データ。
・編集・カラーグレーディング前提の記録方式。
・ダイナミックレンジが広く、白飛びや黒潰れを防ぐことができる。
・適正露光は撮影時に設定する必要があり、撮影後の編集可能なRWAに比べ小さい。
・低コントラスト撮影にな。
・暗部においてノイズが目立ちやすい場合もあり、露出補正をプラスにする必要がある。
結果どう言うことなんだと思います・・
よく料理に例えられますが
普通(設定変更無く動画を撮る)に注文すれば出来上がったカレー出てきます。
RWAで注文すれば、カレーとなる食材やスパイスが出てくる、いくらでもアレンジ可能。
LOGで注文すればカレールーと食材が出てくるといったイメージです。
※LOGデータは写真にはない動画の記録形式です。
RAWデータで記録する場合
RAWデータはデータの情報量が多く重たいデータですがその分、後からの編集でできる事が極めて多いです。
編集項目が多い場合はRAWデータ撮影して方が良いでしょう。
ドラマや映画にCMといった中でも使うシーンは限られています。
ショート動画などでは実用可能ですが、長回しの撮影は現実味がありませんデータ転送に長時間かかってしまいます。
adobi premier Proといった編集ソフトは必須。
LOGデータで記録する場合
色調や明暗だけ編集すればOKな場合、ダイビング中の動画もLOGで十分です。
光の環境が変化しやすい撮影やもモニタリングシステムが整っていない環境でもLOGデータは有効。
RAW・LOG・普通に撮影
露出
コントラスト
明度
ホワイトバランス
色かぶり
彩度
シュープネス
歪曲
RAWデータなら後で自在に設定変更可能。
(生データと呼ばれている。)
LOGはもう少しシンプルに編集したい時
ガンマ
色域
上記を編集する事により、明かるさ色階調を高画質なまま編集可能
白飛びや黒つぶれがないが、カラグレ前提。
普通に撮影するとデータが限られているので編集には向かない。
無理に編集すると画質が低下する。
ダイビングで撮影する場合はLOGデータでキリクしておけば十分!
というかLOGデータがいいですね!